結婚式に呼ばれたら何が必要?事前準備から当日の持ち物リストまで【100人調査】
結婚式に招待されるのは嬉しいものですが、
「何を準備すればいいのだろう?」
「当日は何を持っていくべき?」と
不安になりますよね。
特に初めて結婚式に参列する方は、
マナーや持ち物に悩むことが多いものです。
この記事では、実際に結婚式に参列した
100人の経験をもとに、
事前準備から当日の持ち物、
そして覚えておきたいマナーまで
徹底解説します。
この情報を参考に、万全の準備で
新郎新婦の晴れの日をお祝いしましょう。
結婚式出席前に必ず行うべき事前準備
結婚式に出席する際は、
当日慌てないために事前の準備が
非常に重要です。
招待状を受け取ってから
すぐに始めるべき準備から、
前日に確認すべきことまで、
時系列に沿ってご紹介します。
計画的に準備を進めることで、
当日をスムーズに過ごせるようになりますよ。
招待状を受け取ったらすぐにすべきこと
招待状が届いたら、
まず最初に確認すべきことは出欠の返信です。
結婚式の準備は、
何ヶ月も前から綿密に計画されており、
ゲストの出席人数の把握は
会場の席次や料理の手配、
引き出物の数の調整などに大きく影響します。
そのため、主催者側に対して
できるだけ早く意思表示をすることが、
礼儀として求められます。
特に、招待状が届いたタイミングで
「まだ先の話だから」と
後回しにするのではなく、
内容をしっかり確認して
早めに返信することが大切です。
返信の前に確認すべきポイントとして、
以下のような項目があります。
・招待状が届いたら1週間以内に返信
・詳細(日時、場所、ドレスコード)を確認
・カレンダーに予定を入れ、
他の予定と重複しないように確認
・二次会がある場合は、それも含めて出欠を返信
これらを丁寧に確認したうえで、
返信ハガキの記入ミスや
宛名の書き損じがないよう
注意しながら返送しましょう。
誠意をもって対応することで、
招いてくれた方への感謝の気持ちが伝わります。
ご祝儀の準備と金額の目安
結婚式に欠かせないのがご祝儀です。
ご祝儀の準備は早めに行い、
当日慌てないようにしましょう。
特に新札の準備には
銀行での両替が必要なため、
余裕を持って準備することをおすすめします。
用意する金額は以下を目安にしてみてください。
関係性|友人・同僚
一般的な相場|3万円
備考|割り切れない金額を用意します
関係性|親しい友人
一般的な相場|3〜5万円
備考|交友関係による
関係性|上司・目上の方
一般的な相場|5万円〜
備考|役職や関係性による
関係性|親族
一般的な相場|5万円〜10万円
備考|親密度による
ご祝儀を準備する際の注意点として、
新札を用意することと、
金額は偶数を避けることが
挙げられます。
特に4万円や6万円などの
「4」や「6」が付く金額は
「死」や「苦」を連想させるため
避けるのがマナーです。
また、ご祝儀袋の表書きには
「寿」や「祝」と書き、
中袋には自分の住所と名前を記入します。
服装選びのポイントとマナー
結婚式の服装選びは、
会場や時間帯、ドレスコードに合わせて
行うことが大切です。
招待状に特別な指定がなければ、
以下の基本的なマナーを押さえておきましょう。
女性ゲストの服装
ドレスやワンピース
膝丈以上の丈で、派手すぎず地味すぎないもの
色選び
白や黒一色は避ける
(白は花嫁の色、黒は喪服を連想)
アクセサリー
大きすぎないシンプルなものを選ぶ
靴
パンプスが基本。
ヒールの高さは5〜7cmが歩きやすく見栄えも良い
男性ゲストの服装
スーツ
ダークスーツが基本
(黒、紺、グレーなど)
ネクタイ
派手すぎないデザインを選ぶ
靴下
スーツに合わせた色で、
座った時に素肌が見えないよう注意
靴
黒の革靴が基本。
事前に磨いておく
結婚式の服装選びで最も重要なのは、
新郎新婦より目立たないことです。
特に女性は白いドレスは避け、
男性は新郎より格上の服装
(例:新郎がスーツの場合にタキシードを着る)は
控えましょう。
前日までに確認しておくべきこと
結婚式当日は思った以上に
緊張したり、予期せぬ出来事が
起きたりするものです。
そのため、前日までに必要な準備を
きちんと済ませておくことで、
当日を安心して迎えることができます。
とくに遠方の会場であったり、
初めて訪れる場所の場合は、
当日の移動に不安がないよう、
事前の確認が不可欠です。
また、身だしなみや持ち物の準備も
万全にしておくことで、
慌てることなく、心から祝福の気持ちで
式に臨むことができるでしょう。
以下に挙げるチェックリストをもとに、
前日までにすべき準備を
一つずつ丁寧に確認しておくことを
おすすめします。
会場の場所と行き方を確認
(地図アプリで経路を予習)
集合時間の15分前には会場に
到着できるよう、出発時間を計算
持ち物の最終確認
衣装のクリーニングやアイロンがけ
靴の手入れと汚れ落とし
ご祝儀の封入と袱紗への準備
これらの準備を前日に終えておけば、
当日の朝は余裕を持って行動でき、
式全体を落ち着いた気持ちで
楽しむことができます。
特にご祝儀や袱紗などの忘れ物は
マナーにも関わるため、
入念なチェックを心がけましょう。
結婚式当日に必要な持ち物リスト
【女性ゲスト編】
結婚式の持ち物は、
必須アイテムからあると便利なアイテムまで
様々です。
とくに女性ゲストの場合は、
当日の服装やメイクに加え、
必要な持ち物をスマートに
準備しておくことで、
慌てることなく余裕を持って
式を楽しむことができます。
以下に実際に結婚式に参列した
女性たちの経験を元に、
カテゴリー別にリストアップしました。
パーティーバッグに収納できる
必須アイテムから、
サブバッグに入れておくと便利な
持ち物までご紹介しているので、
ぜひ参考にしてみてください。
【絶対に忘れてはいけない5つの必須アイテム】
女性ゲストが結婚式に持っていく
必須アイテムは、以下の5つです。
これらは必ず持参しましょう。
ご祝儀と袱紗
新札を準備し、袱紗に包んで持参
招待状
会場の詳細情報を確認するために必須
ハンカチとティッシュ
感動的な場面での涙や急な汚れに対応
スマートフォン
連絡手段や写真撮影用
(マナーモードに設定)
財布(小型)
交通費や緊急時のための最低限の現金を収納
特にご祝儀は、結婚式に参列するうえで
最も重要なアイテムのひとつです。
事前に銀行などで新札を用意し、
汚れや折れのない状態でご祝儀袋に入れます。
これをご祝儀袋のままバッグに入れるのではなく、
袱紗(ふくさ)という布に包んで持参するのが
正式なマナーです。
袱紗の色は慶事用として、
明るい赤系や紫系を選ぶのが一般的です。
また、招待状は当日の移動中に
会場名や住所、開始時間を確認するのに
非常に役立ちます。
スマホで確認できるとはいえ、
念のため紙の招待状を持っておくと安心です。
ハンカチとティッシュも必需品です。
挙式中に感動して涙が出ることもありますし、
食事の場面などで
服や手元をさっと拭く必要があるかもしれません。
さらに、スマートフォンは
連絡手段や当日の記念撮影などに活用できますが、
式の進行を妨げないよう
必ずマナーモードに設定しておきましょう。
また、近年ではスマートフォンでの決済も
普及しているとはいえ、
念の為小ぶりの財布には
交通費や緊急時のための
少額の現金を入れておくと安心です。
メイク直しに必要なアイテム
長時間にわたる結婚式では、
メイクの崩れは避けられません。
特に写真撮影が多い場面では、
美しい状態をキープしたいものです。
パーティーバッグに入れておきたい
メイク直し用アイテムをご紹介します。
パウダー(押さえ用)
リップ
小型の手鏡
あぶらとり紙
ポイントメイク用品
(マスカラやアイライナーなど)
メイク道具は全てを持参せず、
最低限必要なもののみを厳選して
持っていくのがポイントです。
パーティーバッグには
限られたスペースしかないため、
ミニサイズの製品を用意すると便利でしょう。
トラブル回避のための
サブバッグアイテム
結婚式当日は、非日常の空間で
長時間過ごすことが多いため、
ちょっとしたトラブルや
不測の事態が起きることも
少なくありません。
特に女性ゲストの場合、
ヒールによる足の痛みや
衣装の乱れ、体調不良など、
さまざまな場面に備えておくことで、
安心して一日を過ごすことができます。
そのため、メインのバッグとは別に、
クロークに預ける用のサブバッグを
用意しておくのがおすすめです。
以下にご紹介するアイテムは、
結婚式での“もしも”に備えて
準備しておきたいものばかりです。
事前にチェックしておけば、
いざという時にも慌てず対応できます。
衣服関連のサブバッグアイテム
予備のストッキング
折りたたみシューズ
→長時間のヒール歩行で足が痛くなったとき用に
ストールやカーディガン
美容関連のサブバッグアイテム
ヘアスプレーやヘアピン
健康関連のサブバッグアイテム
絆創膏
常備薬
その他のサブバッグアイテム
モバイルバッテリー
折りたたみ傘
特に靴ずれ防止の絆創膏は、
ヒールで長時間立ちっぱなしに
なることの多い結婚式では、
非常に役立つアイテムです。
事前に貼っておくことで痛みを軽減でき、
気持ちよく過ごすことができます。
これらのアイテムはすべて、
クロークに預けるサブバッグに
まとめておくことで、
必要なときにすぐ取り出せる状態に
しておくと便利です。
ちょっとした備えが、
式当日の安心感と余裕に直結します。
二次会がある場合の追加アイテム
披露宴後に二次会が予定されている場合は、
以下のアイテムも持参すると便利です。
二次会は披露宴より長時間
かつカジュアルな雰囲気になることが多いため、
それに合わせた準備をしましょう。
エコバッグ
引き出物や景品を持ち帰るため
二日酔い防止薬
飲酒する場合に備えて
カジュアルなアクセサリー
場の雰囲気に合わせて装いを変更
マウスケアグッズ
長時間の会話や飲食後の口臭ケア
メイク直しグッズ(追加)
長時間の外出に備えて
特に二次会は
飲食を楽しむ場となることが多いため、
マウスケアグッズや
二日酔い防止薬があると安心です。
また、披露宴と二次会の間に
時間がある場合は、
メイクの崩れを直す時間もあるため、
より完璧な仕上がりを目指せます。
結婚式当日に必要な持ち物リスト
【男性ゲスト編】
男性ゲストの場合も、
結婚式に持っていくべき持ち物があります。
女性と比べてシンプルですが、
必須アイテムは必ず持参しましょう。
また、あると便利な持ち物も
併せてご紹介します。
スーツのポケットに入る
小さなアイテムから、
会場に持ち込むべきものまで、
詳しく解説します。
男性ゲストの5つの必須アイテム
男性ゲストが結婚式に持っていく
必須アイテムは、以下の5つです。
スーツのポケットに収まるものばかりですが、
忘れないように注意しましょう。
ご祝儀と袱紗
新札を準備し、袱紗に包んで内ポケットに収納
招待状
会場や時間の詳細確認用
財布
コンパクトなものを選び、
必要最低限の現金を入れる
ハンカチとティッシュ
汗や涙を拭くため、
また食事中の口元を拭くため
スマートフォン
連絡用や写真撮影用
(マナーモードに設定)
特に男性の場合、
スーツの内ポケットにご祝儀を
入れることが多いですが、
必ず袱紗で包んだ状態で
持参しましょう。
袱紗の色は女性ほど厳密ではありませんが、
黒や紺など落ち着いた色が
選ばれることが多いです。
また、ハンカチは白い無地のものを
選ぶとフォーマルな場に適しています。
男性向け便利アイテム6選
結婚式に参加する際、
男性ゲストも身だしなみや持ち物に
気を配ることで、
フォーマルな場にふさわしい印象を
保つことができます。
必須ではないものの、
「あってよかった」と思える
便利アイテムを事前に準備しておくと、
長時間の式でも快適に過ごすことができ、
いざという時にもスマートに対応できます。
ポケットに入れておくと便利なアイテム
ヘアワックス(携帯用)
時間が経つと乱れがちな髪型を
さっと整えるために便利です。
特に風の強い日や、
移動が多い会場では重宝します。
常備薬
マウスケアグッズ
クロークに預けるサブバッグに
入れておくと便利なアイテム
モバイルバッテリー
予備のネクタイ
カメラ
スマホでは撮れない高画質な
写真を残したい方には、
ミラーレスやコンデジなどの
カメラがおすすめです。
式の雰囲気をより鮮明に残せるアイテムです。
特に携帯用のヘアワックスやスプレーは、
時間が経つにつれて崩れやすい髪型を
手早く直すために非常に役立ちます。
また、意外と多いのが
食事中にネクタイを汚してしまうトラブルです。
あらかじめ予備のネクタイを
クロークに預けておけば、
万一の場合でも焦らずに対応でき、
印象を損ねることもありません。
男性のバッグ選びと持ち物の収納方法
男性の場合、基本的にはスーツの
ポケットに必要最低限のものを収納しますが、
荷物が多い場合はバッグも活用します。
ただし、バッグ選びにもマナーがありますので
注意しましょう。
フォーマルな場に適したバッグを選ぶ
(クラッチバッグやセカンドバッグ)
※トートバッグやビジネスバッグは
フォーマルな場にはふさわしくない
黒や紺など落ち着いた色の革製品が望ましい
バッグは必要最小限のサイズを選ぶ
荷物が多い場合はクロークに預ける
持ち物を収納する際のポイントとして、
ご祝儀は内ポケットに入れて、
スマートフォンや財布は
外側のポケットに入れると取り出しやすいでしょう。
カメラなど大きなアイテムはバッグに入れ、
会場に到着したらクロークに預けるのがマナーです。
結婚式出席の際に気をつけたい
マナーとルール
結婚式に出席する際は、
持ち物だけでなく、マナーやルールも
押さえておくことが大切です。
100人の結婚式参列者の経験から、
特に気をつけたいポイントや、
失敗談から学ぶ注意点をご紹介します。
基本的なマナーを守ることで、
新郎新婦の大切な日を
素敵な思い出にできるよう協力しましょう。
結婚式出席時の基本マナー
ここでは、結婚式の形式や
会場の種類に関係なく共通して求められる、
出席時の基本マナーをご紹介します。
いずれも「知っておけば安心」
「守ってこそ大人の振る舞い」
と言える内容ばかりですので、
式に参加する前に今一度確認しておきましょう。
時間厳守
10〜15分前には会場に到着するよう計画を立てる
服装
ドレスコードに合わせた正しい服装で参加
挙式中の撮影
会場の指示に従い、禁止されている場合は控える
スマートフォン
必ずマナーモードにし、挙式中は使用しない
会話
挙式中や誓いの言葉の際は静かにする
座り方
特に女性はドレスやスカートの扱いに注意
中でも時間厳守は
最も基本かつ重要なマナーの一つです。
結婚式は1分単位で進行が決められていることも多く、
遅刻は新郎新婦や他のゲストに
迷惑をかけるだけでなく、
自分自身の印象も大きく損ねます。
公共交通機関を利用する場合は、
遅延やトラブルも見越して
余裕を持った移動計画を
立てるようにしましょう。
また、服装についても
注意が必要です。
フォーマルを意識しながらも、
ドレスコードが指定されている場合は
それに従いましょう。
とくに白や白に近い明るいベージュなどは
花嫁の衣装と被る可能性があるため
避けるのがマナーです。
加えて、過度に露出の多い服装や
派手すぎる装いも控え、
あくまでも主役を引き立てる
意識を持つことが大切です。
その他、挙式中の撮影や
スマートフォンの扱いにも注意しましょう。
会場によっては撮影が禁止されている
場合もありますし、
フラッシュ撮影が神聖な場面の
妨げになることもあります。
スマートフォンは必ず
マナーモードに設定し、
式の最中はポケットやバッグに
しまっておくのが無難です。
挙式中の会話や座り方も、
周囲への配慮を忘れずに。
特に誓いの言葉や指輪交換などの
厳粛なシーンでは、静かに見守ることが
礼儀です。
また、女性の場合はドレスやスカートが
乱れないように座り方にも注意し、
足を組むことは避け、
姿勢良く座るよう心がけましょう。
披露宴でのテーブルマナー
日常生活ではあまり
意識することのないテーブルマナーも、
フォーマルな場である結婚披露宴では
きちんと守ることが求められます。
形式ばった振る舞いに
緊張しすぎる必要はありませんが、
最低限のマナーを押さえておくことで、
周囲の方々との交流もスムーズになり、
自分自身も心地よく時間を
過ごすことができるでしょう。
以下に、披露宴の食事中に気をつけたい
基本的なテーブルマナーをまとめました。
ナプキンの使い方
ナプキンは着席後すぐに
膝の上に広げて使用します。
席を一時的に離れる場合は、
ナプキンを椅子の上に軽く畳んで
置いておくのがマナーです。
食事が終わったら、ナプキンは
軽く畳んでテーブルの上に置きましょう。
カトラリーの使い方
フォークやナイフなどのカトラリーは、
外側に置かれているものから
順番に使います。
使い終わったカトラリーは
お皿の上に平行に置くことで
「食事が終わった」サインになります。
テーブルに直接置くのは避けましょう。
乾杯
乾杯は司会者や主賓の
音頭があってから行います。
グラスを持って準備はしても、
周囲の人や音頭を無視して
先に飲むのはマナー違反とされますので
注意が必要です。
会話
食事中の会話は、
周囲の人への気配りが基本です。
大きな声を出すのではなく、
周囲と調和を保った音量で話しましょう。
また、同席している全員と
バランスよく会話することも
意識すると好印象です。
食べ方
料理はできるだけ一口で
食べられるサイズにしてから口に運び、
口の中に食べ物がある状態で
話すのは控えましょう。
ナイフやフォークを使った上品な
食べ方を心がけることが大切です。
携帯電話
スマートフォンや携帯電話は
テーブルの上には置かず、
使用する場合はマナーを守って
席を外してから操作しましょう。
通知音や着信音が響くと
式の雰囲気を壊してしまうため、
必ずマナーモードにしておくことが基本です。
披露宴での食事は、
単なる食事の時間ではなく、
周囲のゲストと親睦を深める
大切な時間でもあります。
形式にとらわれすぎず、
マナーを守りつつリラックスして過ごす
ことがポイントです。
特に、初対面の方との会話では、
緊張をほぐすためにも
新郎新婦との関係や思い出話といった
結婚式に関する話題から切り出すと、
自然と会話が弾みやすくなるでしょう。
結婚式でやってはいけないNG行動
基本的なことでも、
気を抜くと意外とやってしまいがちな
マナー違反は多いものです。
うっかりして、場の空気を壊したり、
新郎新婦に不快な思いを
させてしまうこともあります。
実際に100人の結婚式参列者の
体験談からも、
「これはやってはいけない」と感じられた
行動には共通点があります。
以下では、特に注意したい
NG行動をリスト形式でまとめました。
遅刻
特に挙式開始後の入場は厳禁です。
結婚式は時間通りに進行するため、
途中入場は目立つうえに
式の雰囲気を壊してしまいます。
早めの行動を心がけましょう。
白い服を着る
白は花嫁の特権ともいえる色です。
ゲストが白いドレスやワンピースを
着用するのは、新婦への配慮に
欠けた行為と受け取られかねません。
アイボリーや薄いベージュも
避けた方が無難です。
黒一色の服装
黒のドレスやスーツは
フォーマルですが、
全身を黒でまとめると
喪服を連想させることがあります。
アクセサリーや差し色を取り入れて、
華やかさを演出しましょう。
SNSへの無断投稿
結婚式で撮影した写真を、
新郎新婦の許可なく
SNSに投稿するのは避けましょう。
個人情報や他のゲストが
映り込んでいる可能性もあるため、
事前に投稿して良いか
必ず確認することが大切です。
お祝いの席で悪口や仕事の愚痴
披露宴は祝福の場です。
ネガティブな話題や他人の悪口、
仕事の愚痴などは場の雰囲気を
壊す原因になります。
ポジティブで楽しい会話を心がけましょう。
過度な飲酒
乾杯の音頭がある前に
飲み始めるのはマナー違反です。
節度ある飲み方を心がけ、
酔いすぎて迷惑をかけるようなことが
ないように注意しましょう。
長時間席を外す
祝辞やスピーチ、ケーキカットなどの
見せ場では、必ず席に戻って
参加するようにしましょう。
空席が目立つと主催者側にも
気を使わせてしまいます。
なかでも、SNSへの無断投稿は
近年特に問題視されている行動のひとつです。
スマートフォンで気軽に撮影・投稿できる
時代だからこそ、結婚式という
プライベートな空間での情報発信には
慎重さが求められます。
新郎新婦によっては、写真の公開を
控えてほしいと希望している場合もあります。
ハッシュタグや位置情報の公開にも注意し、
投稿する前には必ず本人の意向を確認する
ようにしましょう。
結婚式は、主役である新郎新婦を
祝うための時間です。
自分が楽しむことももちろん大切ですが、
それ以上に「お祝いの場に
ふさわしい振る舞いかどうか」という
視点を持つことで、
大人のマナーあるゲストとして
周囲からも好印象を持たれるはずです。
結婚式参列者100人が経験した
失敗談と対処法
結婚式に参加した人たちの中には、
些細なミスから思わぬトラブルに
発展してしまった経験を持つ方も
少なくありません。
ここでは、実際に結婚式に参列した
100人から寄せられた
「うっかりミス」や
「予想外のトラブル」の体験談をもとに、
よくある失敗とその対処法を紹介します。
事前にこうした事例を知っておくことで、
同じような状況に遭遇した際にも
冷静に対応できるでしょう。
ご祝儀を忘れた
結婚式当日にうっかりご祝儀を
自宅に置き忘れてしまうというケースは
意外と多いです。
このような場合は、近くのATMで
現金を引き出し、コンビニなどで
祝儀袋を購入して対応したという声がありました。
事前に封入し、バッグの中に
入れておくのがベストです。
靴ずれがひどかった
普段履き慣れていない
フォーマルシューズで参加したことで、
途中から歩くのが辛くなったという
失敗談も多数あります。
事前に絆創膏を持参しておき、
トイレで貼り替えると応急処置になります。
可能であれば予備の靴を持参しておくと安心です。
服に食べ物をこぼした
披露宴での食事中に
ソースやドリンクをうっかりこぼしてしまい、
ドレスやスーツを汚してしまうこともあります。
ハンカチやウェットティッシュでの
応急処置に加えて、カーディガンや
ジャケットなどで目立たないように
カバーするのがポイントです。
スマホの充電が切れた
写真を撮ったり連絡を取ったりしているうちに、
スマートフォンの充電が切れてしまった
という声も多く聞かれました。
モバイルバッテリーを持参していれば
問題ありませんが、持っていない場合は
会場スタッフに相談するとコンセントのある
場所を案内してもらえることもあります。
ストッキングが伝線した
女性ゲストに多いトラブルとして、
ストッキングの伝線があります。
予備をバッグに入れておけば
すぐに交換できますし、ない場合は
透明なマニキュアやハンドクリームを使って
伝線の広がりを防ぐ応急処置も有効です。
会場の場所がわからなかった
初めて訪れる会場で迷ってしまったという
失敗談も多数。
事前に地図アプリで場所と経路を確認し、
当日は早めに出発するのが鉄則です。
迷った場合は会場に電話をして
道順を確認するという冷静な対応が求められます。
こうした失敗を防ぐには、
前日までの念入りな準備が何より大切です。
特にご祝儀の準備は数日前から行い、
封筒に入れた後は必ずバッグに入れておきましょう。
また、「もしも」に備えたトラブル対応グッズ
(絆創膏、予備のストッキング、
モバイルバッテリー、ウェットティッシュなど)を
サブバッグにまとめておけば、
当日も落ち着いて過ごすことができるでしょう。
結婚式はお祝いの場であると同時に、
非日常的なフォーマル空間です。
少しの工夫と準備で、
当日をより快適に過ごせるようにしましょう。
まとめ
結婚式に出席する際は、
事前の準備からマナーの確認まで、
様々なポイントに注意が必要です。
この記事でご紹介した内容をまとめると、
以下のようになります。
結婚式の事前準備は
招待状を受け取ったらすぐに始め、
ご祝儀や服装の準備は余裕を持って行う
女性ゲストは必須アイテムに加え、
メイク直し用品や
トラブル対応アイテムを持参すると安心
男性ゲストはスーツのポケットに
収まる必須アイテムを忘れず、
便利グッズも状況に応じて持参
結婚式では時間厳守や
適切な服装などの基本マナーを守り、
新郎新婦の大切な日を祝福する
過去の参列者の失敗談を参考に、
トラブルに備えた準備をしておく