結婚式BGMの選び方をシーン別に解説!人気曲ランキング&おすすめBGM

結婚式において音楽は、式全体の雰囲気を決める重要な要素のひとつです。どのようなBGMを選ぶかによって、ゲストの心に残る感動的な式になるか、盛り上がりのある楽しい式になるかが決まります。しかし、シーンごとに最適な曲を選ぶのは意外と難しく、多くのカップルが悩んでしまうポイントでもあります。

この記事では、結婚式の各シーンに合ったBGMの選び方から、最新の人気曲ランキング、そして実際におすすめしたいBGMまで詳しくご紹介します。これらの情報を参考に、お二人らしい素敵な結婚式を実現していただければと思います。

結婚式BGMを選ぶうえでのポイント

結婚式のBGM選びを始める前に、まず基本的なポイントを押さえておくことが大切です。BGMは式全体のストーリーを演出し、ゲストの感情を動かす重要な役割を担っています。適切な選曲により、お二人の想いをゲストに伝えることができるのです。

結婚式BGM選びで考慮すべき要素

結婚式のBGMを選ぶ際には、いくつかの重要な要素を考慮する必要があります。まず、ゲストの年齢層を把握することが重要です。幅広い世代が出席する場合は、誰もが知っている定番曲と最新の人気曲をバランスよく取り入れることで、全てのゲストに楽しんでいただけます。

次に、会場の雰囲気や規模も選曲に大きく影響します。格式のあるホテルウェディングであれば上品なクラシックや洋楽を中心に、カジュアルなレストランウェディングであれば親しみやすい邦楽やポップスを多めに選ぶなど、会場に適した音楽選びが重要です。

著作権・音響設備の確認

BGM選びの際は、必ず会場の音響設備と著作権についても確認しておきましょう。多くの結婚式場では著作権料を支払って音楽を使用できるシステムが整っていますが、持ち込みCDやデジタル音源の使用可否、音響設備の詳細などは事前に確認が必要です。

また、オリジナル楽曲やあまり知られていない楽曲を使用する場合は、特に著作権の処理が複雑になることがあります。プランナーと相談しながら、適切な手続きを進めることが重要です。

シーンごとの楽曲の長さ

各シーンで使用する楽曲の長さも重要なポイントです。入場や退場などの短時間のシーンでは2~3分程度、歓談時間やお食事タイムなどの長時間のシーンでは複数の楽曲を組み合わせて構成します。楽曲の盛り上がりの部分がシーンのクライマックスと合うように、事前にタイミングを確認しておくことも大切です。


シーン別のおすすめ結婚式BGM

結婚式では、それぞれのシーンに適したBGMを選ぶことで、式全体にメリハリと感動を演出できます。各シーンの特徴を理解し、そのシーンで表現したい気持ちや雰囲気に合う楽曲を選んでいきましょう。

入場・再入場のBGM

新郎新婦の入場は、結婚式の始まりを告げる重要なシーンです。入場曲は明るく希望に満ちた楽曲を選ぶことで、ゲストの期待感を高めることができます。定番の「Wedding March」(Q;indivi)、邦楽では「家族になろうよ」(福山雅治)や「糸」(中島みゆき)などが人気です。

再入場の際は、お色直しの衣装や演出に合わせて曲調を変えることで、式にメリハリをつけられます。1回目の入場がしっとりとした楽曲だった場合は、2回目はアップテンポな楽曲を選ぶなど、対比を意識した選曲がおすすめです。

乾杯・ケーキ入刀のBGM

乾杯のシーンでは、ゲスト全員が一体感を感じられるような楽曲が適しています。「乾杯」(長渕剛)、「CHEERS」(Mrs. GREEN APPLE)、「Happy」(Pharrell Williams)などの明るくポジティブな楽曲が定番です。

ケーキ入刀は写真撮影も多いシーンのため、程よく盛り上がりながらも話し声を邪魔しない楽曲を選びましょう。「All of Me」(John Legend)、「Perfect」(Ed Sheeran)、「恋」(星野源)などのロマンチックで親しみやすい楽曲がおすすめです。

感動的な場面のBGM

花嫁の手紙や花束贈呈などの感動シーンでは、涙を誘うバラード系の楽曲を選ぶことが重要です。「手紙〜拝啓十五の君へ〜」(アンジェラ・アキ)、「ありがとう」(いきものがかり)、「Butterfly」(木村カエラ)などが人気です。

これらのシーンでは、歌詞の内容も重要な要素となります。家族への感謝や愛情を歌った楽曲を選ぶことで、より深い感動を演出できるでしょう。

退場・エンディングのBGM

退場シーンは結婚式の締めくくりとなる重要な場面です。ゲストに感謝の気持ちを伝えながら、幸せな気持ちで式を終えられるような楽曲を選びましょう。「Let It Be」(The Beatles)、「虹」(福山雅治)、「未来」(コブクロ)などが定番として愛され続けています。

最新版!人気のある結婚式BGM

2025年の結婚式BGMのトレンドを把握することで、よりタイムリーで印象的な選曲ができます。最新の人気曲から定番曲まで、実際に多くのカップルに選ばれているBGMをランキング形式でご紹介します。

邦楽のBGM

邦楽部門では、ストーリー性のある歌詞と心に響くメロディーの楽曲が特に人気を集めています。映画やドラマのタイアップ曲も多くのカップルに選ばれており、幅広い世代に親しまれている点が魅力です。

上位にランクインしているのは、「I LOVE...」(Official髭男dism)、「愛を知るまでは」(あいみょん)、「Lemon」(米津玄師)、「恋」(星野源)、「家族になろうよ」(福山雅治)などです。これらの楽曲は、歌詞の内容が結婚式にふさわしく、多くのゲストに愛され続けている名曲として定着しています。

洋楽のBGM

洋楽部門では、クラシックな名曲と現代のポップスが共に人気を維持しています。「Perfect」「Thinking Out Loud」(Ed Sheeran)、「All of Me」(John Legend)、「Marry You」(Bruno Mars)、「Here Comes The Sun」「All You Need Is Love」(The Beatles)などが上位を占めています。

これらの楽曲は、世界中で愛されているウェディングソングとして、国籍を問わず多くの人に感動を与えています。特に国際結婚や海外挙式を予定しているカップルには特におすすめです。

音楽ジャンル別のおすすめBGM

結婚式のBGMは、ジャンルごとに異なる魅力があります。クラシック音楽では「Canon in D」「Ave Maria」「Wedding March」が定番として愛され続けており、格式高い雰囲気を演出できます。

ジャズ・スウィング系では「Fly Me to the Moon」「The Way You Look Tonight」「L-O-V-E」などが人気で、大人っぽくおしゃれな雰囲気を作り出せます。R&B・ソウル系では「At Last」「Stand by Me」「Isn't She Lovely」などが感動的なシーンにぴったりです。

  • 邦楽ポップス:家族になろうよ、糸、ありがとう、恋

  • 洋楽ポップス:Perfect、All of Me、Marry You、Happy

  • クラシック:Canon in D、Ave Maria、Wedding March

  • ジャズ・スウィング:Fly Me to the Moon、The Way You Look Tonight

  • R&B・ソウル:At Last、Stand by Me、Isn't She Lovely

年代別・世代別のおすすめBGM

ゲストの年齢層に合わせた選曲は、全ての参列者に楽しんでもらうために重要な要素です。20代中心の披露宴では最新のポップスやアニメソングも取り入れやすく、30代以上が中心の場合は90年代~2000年代のヒット曲を混ぜると懐かしさと親しみやすさを演出できます。

60代以上のご年配のゲストが多い場合は、昭和の名曲や演歌、クラシック音楽を適度に取り入れることで、幅広い世代に愛される選曲になります。家族婚など少人数の式では、家族の思い出の曲や共通の趣味に関連する楽曲を選ぶのも素敵なアイデアです。

効果的なBGM演出

BGMの選曲だけでなく、どのように演出に活用するかも結婚式の印象を左右する重要なポイントです。プロのウェディングプランナーや音響スタッフからのアドバイスを参考に、より効果的なBGM演出を実現しましょう。

ムービー演出とBGMの組み合わせ

オープニングムービーやプロフィールムービー、エンディングムービーなどの映像演出では、BGMが特に重要な役割を果たします。映像の内容とBGMが調和することで、より深い感動をゲストに与えることができます

オープニングムービーには明るくワクワクするような楽曲、プロフィールムービーには二人の歩みを表現する楽曲、エンディングムービーには感謝の気持ちを込めた楽曲を選ぶのが基本です。映像の長さに合わせて楽曲をカットする際は、盛り上がりの部分を残すように編集することがポイントです。

生演奏とCDの使い分け

予算に余裕がある場合は、重要なシーンで生演奏を取り入れることを検討してみましょう。ピアノの弾き語りやバイオリン演奏、ゴスペル隊による合唱などは、CDでは味わえない特別感と感動を演出できます。

生演奏とCDを組み合わせる場合は、メリハリをつけることが重要です。入場や退場などの重要なシーンは生演奏、歓談時間はCDというように使い分けることで、コストを抑えながらも印象的な演出が可能になります。

音量調整・タイミングの重要性

BGMの音量調整は、ゲストの快適性と演出効果の両方に影響する重要な要素です。挨拶や乾杯の発声時は音量を下げ、歓談時間は適度なボリュームで流すなど、シーンに応じた細かい調整が必要です。

また、楽曲の切り替えタイミングも重要です。突然音楽が止まったり、不自然なタイミングで次の曲が始まったりしないよう、音響スタッフとの事前打ち合わせを十分に行いましょう。フェードイン・フェードアウトの技術を活用することで、より自然で美しい演出が可能になります。

オリジナル楽曲・特別な演出

より個性的な結婚式を希望する場合は、オリジナル楽曲の制作や特別な演出を検討してみてください。友人にミュージシャンがいる場合は、オリジナルソングの作成を依頼したり、サプライズ演奏をお願いしたりすることも可能です。

また、二人の思い出の場所で録音した環境音を BGMに混ぜる、ゲスト参加型の合唱を取り入れるなど、ユニークなアイデアで印象に残る結婚式を作ることもできます。ただし、特別な演出を行う場合は、会場側との調整や技術的な準備に時間がかかることを考慮して、早めに計画を立てることが重要です。

まとめ

結婚式のBGM選びは、お二人らしさを表現し、ゲストに感動を届ける大切な要素です。シーンごとの適切な選曲から最新の人気ランキング、効果的な演出方法まで、様々なポイントを考慮することで、印象に残る素晴らしい結婚式を実現できます。

何よりも重要なのは、お二人が心から愛する楽曲を選ぶことです。ゲストの年齢層や会場の雰囲気を考慮しながらも、お二人の想いが込められた選曲であれば、必ずゲストの心に響く結婚式になるでしょう。

これらの情報を参考に、お二人だけの特別なBGMで彩られた、心に残る素敵な結婚式を実現してください。


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