【事前に知って失敗を回避!】結婚式場選びで後悔したポイント12選!
憧れの結婚式。一生に一度の大切な日だからこそ、すべてを完璧にしたいと思うのは当然ですよね。でも、「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまう新郎新婦は意外と多いことをご存知でしょうか。特に結婚式場選びは、当日の雰囲気や予算に大きく影響する重要な決断。この記事では、先輩カップルが実際に経験した「結婚式場選びでの失敗と後悔」を12のポイントにまとめました。事前に知っておくだけで、多くの失敗は回避できます。これから式場を探す皆さんが、笑顔あふれる最高の一日を迎えられるよう、ぜひ参考にしてください。
結婚式場選びで失敗・後悔する主な原因とは?
結婚式は人生の大イベントであり、多くのカップルにとって完璧に執り行えるよう、準備を尽くしたいものでしょう。しかし、実際には様々な要因によって後悔してしまうことがあります。なぜ結婚式場選びで失敗してしまうのでしょうか?ここでは、その主な原因を紹介します。
準備期間の不足による焦りからの決断
結婚式場は人気の日程になると、1年以上前から予約が埋まっていくことも珍しくありません。「もう空きがない」と焦って、十分に検討せずに契約してしまうケースが少なくないのです。理想の日取りにこだわるあまり、他の重要な条件を妥協してしまうことで、後々「もっとじっくり検討すればよかった」と後悔することになります。
特に春や秋のシーズン、記念日などの人気日は競争率が高くなります。少なくとも結婚式の1年前、できれば1年半前から式場探しを始めることをおすすめします。余裕を持った準備期間があれば、複数の候補を比較検討する時間が確保でき、焦りからの判断ミスを防ぐことができます。
見た目や雰囲気だけで決めてしまう
素敵な外観や華やかな内装に惹かれて、その場の印象だけで決断してしまうカップルも多いです。確かに式場の雰囲気は大切ですが、それだけで判断すると、料金体系やサービス内容など、他の重要な要素を見落としがちになります。
「写真やウェブサイトの印象が良かったから」という理由だけで契約したものの、実際には思っていたのと違った、というケースも少なくありません。必ず複数の式場を見学し、見た目だけでなく、スタッフの対応やサービス内容、口コミなど総合的に判断することが大切です。
予算設定と見積りの認識の甘さ
結婚式の予算は、多くのカップルにとって大きな悩みの種となります。初期の見積もりが予算内に収まっていたとしても、実際には様々な追加オプションや変更によって、当初の予算を大幅に超えてしまうことがあります。
式場が提示する最初の見積もりは、基本的なプランのみであることが多く、実際には衣装のグレードアップや装花の追加、ゲスト人数の変更などで費用が膨らみがちです。見積もりの内訳を細かくチェックし、どのような追加費用が発生する可能性があるのか、事前に確認しておくことが重要です。
【よくある予算オーバーの原因】
*衣装のランクアップ
→基本プランに含まれる衣装の種類・数を確認し、追加費用の目安を把握しておく
*装花や会場装飾の追加
→基本装飾の内容を詳細に確認し、必要な追加装飾の費用を事前に見積もりに入れる
*引出物・引菓子の単価上昇
→複数の引出物業者から見積もりを取り、比較検討する
*ゲスト人数の変動
→人数が増減した場合の料金変更ルールを確認しておく
結婚式場選びで後悔しないために知っておくべき12のポイント
ここからは、実際に多くの先輩カップルが経験した「結婚式場選びの失敗ポイント」と、それを回避するための具体的な対策をご紹介します。これらのポイントを押さえておくことで、より自信を持って式場選びを進めることができるでしょう。
1. 初期見積もりと最終費用の大幅な差
結婚式場選びで最も多い後悔点の一つが、「思っていたよりも費用が高くなってしまった」というものです。最初に提示される見積もりは、最低限の内容でカリキュラムされていることがほとんどです。実際には、衣装のグレードアップ、装花の追加、演出オプションなど、様々な追加費用が発生します。
初期見積もりでは「含まれていないもの」を必ず確認し、それらを含めた総額で判断することが重要です。また、見積もりをもらう際には、できるだけ具体的な希望(ドレスの種類、装花の量、オプション演出など)を伝え、より実際に近い金額を算出してもらいましょう。
見積書の「オプション」「別途料金」の項目を細かくチェックする
「基本プラン」に含まれている内容を詳細に確認する
複数の式場から見積もりをもらい、比較検討する
先輩カップルの実際の費用感について口コミやレビューを参考にする
2. 持ち込み制限の厳しさを見落とす
「自分たちらしい結婚式にしたい」と考えるカップルにとって、持ち込み制限は大きな障壁となり得ます。お気に入りのカメラマンや、思い入れのある音楽、手作りのウェルカムアイテムなど、持ち込みを希望するものがあるのに、式場の規定で断られてしまうケースは少なくありません。
特に写真・映像、音響、装花、料理、ケーキなどは持ち込み制限が厳しいことが多いです。持ち込みを希望するものがある場合は、契約前に必ず確認し、可能な場合でも「持ち込み料」がかかる場合が多いので、その金額も把握しておきましょう。
また、持ち込みが可能でも、専門のコーディネーターがいないと、当日のセッティングや進行に支障をきたす可能性もあります。持ち込みの手間や責任も考慮して判断することが大切です。
3. アクセスの悪さを軽視してしまう
素敵な景色や豪華な施設に魅力を感じて選んだものの、アクセスの悪さまで考慮しきれずに後悔するカップルは多いです。特に高齢のゲストや遠方からの参列者にとって、交通の便は非常に重要な要素となるでしょう。
最寄り駅からの距離、駐車場の有無、送迎バスの手配の可否など、ゲストの移動手段を具体的にイメージしてチェックしましょう。自家用車での来場を想定する場合は、駐車場の台数や料金も確認が必要です。
また、雨天時のアクセスも考慮することが大切です。屋外スペースの多い式場では、雨が降った場合の移動動線や対策について事前に確認しておきましょう。ゲストが快適に過ごせる環境を整えることも、ホスト側の大切な役割です。
4. スタッフやプランナーの対応の見極め不足
結婚式当日の成功は、スタッフの対応やプランナーの力量に大きく左右されます。契約時は熱心だったのに、契約後の打ち合わせでは態度が変わった、という話もよく聞かれます。
式場見学時のスタッフの対応、質問への答え方、提案力などを注意深く観察することが重要です。また、可能であれば担当プランナーの実績や評判を聞いてみることも検討しましょう。良いプランナーは、カップルの希望を理解し、予算内で最大限の提案をしてくれます。
契約前には、プランナーとの相性も重視しましょう。長期間にわたって打ち合わせを重ねることになるので、コミュニケーションがスムーズに取れる人かどうかも大切なポイントです。担当者の変更が可能かどうかも、念のため確認しておくとよいでしょう。
5. 料理の品質やメニューの確認不足
結婚式のゲストの満足度に大きく影響するのが料理です。見学時に提供されるテイスティングと、実際の披露宴での料理のクオリティが異なることもあります。また、「季節のコース」と言われても、具体的にどのような料理が出されるのか分からないまま契約してしまうケースも少なくありません。
可能であれば、契約前に試食会に参加し、実際の料理の味や量、見た目を確認しておくとよいしょう。また、メニューの融通性(アレルギー対応、子ども用メニュー、ベジタリアン対応など)についても事前に確認しておきましょう。
特に重視したいのが、ゲスト全員に同じタイミングで温かい料理を提供できるかどうかです。会場の規模や厨房の設備によっては、料理の提供にムラが出ることもあります。そのあたりの評判も口コミなどで調べておくとよいでしょう。
6. 演出や設備の制限を把握していない
やりたい演出を思いついても、会場の設備や規則によって実現できないことがあります。例えば、天井が低いためバルーンリリースができない、音響設備が整っていないため生演奏が難しい、火の使用制限があるためキャンドルサービスができないなど、様々な制約が存在します。
希望する演出がある場合は、必ず事前に実現可能かどうか確認し、代替案も含めて相談しましょう。特に映像演出を考えている場合は、プロジェクターやスクリーンの設置場所、音響設備との連携など、技術的な側面も確認が必要です。
【よくある演出の制限】
*バルーンリリース
→天井の高さ、室内での実施可否
*キャンドルサービス
→火気使用の制限、安全対策
*生演奏
→音響設備の質、楽器の搬入経路
*ドローン撮影
→屋内での飛行制限、操縦者の資格
*フラワーシャワー
→屋外スペースの有無、清掃費用
7. 日程調整の難しさを考慮していない
人気の式場や季節は予約が取りづらく、希望の日程で予約できないことも少なくありません。また、急いで予約したものの、後から「ゲストの重要な人が参列できない」と判明するケースもあります。
日程を決める前に、主要なゲスト(両親、親族、仲人、主賓など)のスケジュールを確認しておくことが重要です。また、シーズンによって料金が大きく変動することも多いので、予算との兼ね合いも考慮しましょう。
特に注意したいのが、連休や人気の時期(桜の季節、紅葉の時期など)は1年以上前から予約が埋まっていくこともあるという点です。早めの準備と柔軟な日程調整の姿勢が、理想の式場を確保するポイントとなります。
8. 写真・映像の品質やプランの確認不足
結婚式の思い出を形に残すのが写真や映像ですが、撮影クオリティに不満を感じるカップルも少なくありません。基本プランに含まれる撮影内容や、追加オプションの料金体系を十分に理解せずに契約してしまうと、後から「もっと良い写真が欲しかった」と後悔することになります。
契約前に、過去の撮影サンプルを見せてもらい、撮影スタイルや編集の質を確認することをお勧めします。また、「何カット撮影できるのか」「データはもらえるのか」「アルバムは何ページ構成なのか」など、具体的な内容も確認しましょう。
外部カメラマンの持ち込みを検討する場合は、持ち込み料の有無や、式場側のカメラマンとの兼ね合いなども事前に確認しておくことが大切です。思い出に残る写真を残すためには、この点も妥協せずにチェックしましょう。
9. 衣装の種類や試着の制限を知らなかった
多くの花嫁にとって、ウェディングドレス選びは結婚式準備の中でも特別な瞬間です。しかし、式場と提携している衣装店のドレスのバリエーションが少なかったり、試着できる回数が制限されていたりすることで、理想のドレスが見つからないという事態も起こり得ます。
式場と衣装店の関係性、基本プランに含まれるドレスのグレードや種類、試着の回数制限などを事前に確認しておくことが重要です。また、外部衣装店からのレンタルが可能かどうか、その場合の持ち込み料なども把握しておきましょう。
新郎のタキシードやカラードレスなど、複数の衣装を着用する予定がある場合は、それぞれのランクや追加料金についても確認が必要です。衣装合わせの日程調整も、仕事の都合などを考慮して、余裕を持って行うことがおすすめです。
10. 二次会との連携や移動を考慮していない
披露宴後に二次会を予定している場合、会場間の移動や時間調整が課題となります。特に、披露宴会場と二次会会場が離れている場合、ゲストの移動手段や所要時間を考慮せずに計画してしまうと、参加率の低下や遅延などのトラブルにつながることがあります。
二次会を計画している場合は、披露宴会場からの距離、移動手段(徒歩、タクシー、送迎バスなど)、所要時間を考慮して会場を選ぶことが大切です。また、披露宴の終了時間と二次会の開始時間の間に適切な余裕を持たせることも重要です。
披露宴会場によっては、館内や系列店舗で二次会ができるプランを提供しているところもあります。移動の手間を省き、スムーズに進行したい場合は、そうしたオプションも検討してみるとよいでしょう。
11. 支払い条件やキャンセルポリシーの確認不足
契約時には気にしていなかった支払い条件やキャンセルポリシーが、後々トラブルの原因になることもあります。特に、申込金や中間金の返金条件、最終支払いのタイミング、ゲスト人数の変更期限などは、契約書の細かい部分に記載されていることが多く、見落としがちです。
契約前に、支払いのスケジュール、キャンセル時の違約金、人数変更の期限と追加料金などについて、詳細に確認することが重要です。特に、不測の事態(病気、天災など)に対する対応策も把握しておくと安心です。
申込金:いつまでにいくら支払うか、返金条件はあるか
中間金:支払い時期と金額、延期の可否
最終支払い:披露宴前か当日か、支払い方法(現金、クレジットカード、振込など)
ゲスト人数:最終確定の期限、減少/増加時の料金調整
キャンセル:時期による違約金の変動、延期の場合の取り扱い
12. 口コミやレビューの調査不足
式場のパンフレットやウェブサイトは美しく魅力的に作られていますが、実際の評判はそれとは異なることもあります。先輩カップルの体験談や口コミは、公式情報では分からない現実的な情報を得るための貴重な資源です。
結婚式場選びでは、複数の口コミサイトや SNS、知人の体験談などを参考にし、特に否定的な意見にも目を向けることが大切です。同じ問題点が複数の口コミで指摘されている場合は、実際に起こりうる問題と考えて、対策を考えておきましょう。
ただし、口コミには個人の主観が強く反映されていることも忘れてはいけません。一部の極端な意見に惑わされず、全体的な傾向を把握することを心がけましょう。可能であれば、実際にその式場で結婚式を挙げた知人から直接話を聞けると、最も信頼できる情報になるでしょう。
結婚式場選びで失敗しないためのチェックリスト
これまでご紹介した後悔ポイントを踏まえ、結婚式場選びで確認すべき項目をチェックリストにまとめました。式場見学や契約前に、このリストを参考にしながら確認を進めることで、後悔のない選択ができるでしょう。
見学前に準備しておくべきこと
式場見学は、ただ漠然と行くのではなく、事前の準備が重要です。自分たちの希望や優先順位を明確にしておくことで、効率的に情報収集ができます。また、見学時に質問する内容をリストアップしておくと、重要なポイントを見落とすリスクが減ります。
予算の上限を決めておく(総額、ゲスト一人あたりの単価など)
ゲスト数の概算を出しておく(最小人数と最大人数)
希望する挙式スタイル(教会式、神前式、人前式など)を決めておく
重視するポイント(料理、ロケーション、演出など)の優先順位をつけておく
希望する日程や時期の候補を複数挙げておく
質問リストを作成しておく
式場見学は複数回行うことをお勧めします。初回は全体的な印象や雰囲気を確認し、気に入った式場には再訪問して、より詳細なチェックを行うと良いでしょう。また、可能であれば平日と週末、昼と夜など、異なる時間帯に訪問することで、様々な側面を確認できます。
見学時に確認すべきポイント
式場見学の際には、パンフレットやウェブサイトだけでは分からない細かな点まで確認することが大切です。特に、実際の会場の様子や、スタッフの対応は、直接訪問しなければ分からない重要な判断材料となります。
【チェック項目】
*会場の雰囲気
→実際の照明、音響、装飾の状態、清掃状況
*スタッフの対応
→質問への回答の正確さ、提案力、親切さ
*他の利用者の様子
→実際の結婚式の進行状況、ゲストの表情
*設備の状態
→トイレの清潔さ、バリアフリー対応、喫煙スペース
*料理のクオリティ
→試食の味、量、見た目、サービス
*アクセスの便
→最寄り駅からの距離、送迎サービス、駐車場
見学時には必ずメモを取り、可能であれば写真も撮影しておくと、後で比較検討する際に役立ちます。また、その場で思いついた質問は遠慮せずにスタッフに尋ねましょう。質問への対応の仕方も、そのスタッフの誠実さを判断する材料となります。
契約前の最終確認事項
契約する前に、最終的な確認を怠らないことが、後悔しない結婚式場選びの鍵となります。特に、契約書の細かい条項や、見積もりの詳細については、十分に理解した上で署名することが重要です。
契約書は必ず持ち帰り、落ち着いた環境で内容を確認することをお勧めします。急かされて即決することなく、パートナーや信頼できる人と相談した上で決断することが大切です。特に以下の点については、最終確認が必要です。
見積もりの総額と内訳(基本料金、オプション料金、税・サービス料など)
支払いのスケジュールと方法
キャンセルポリシー(時期による違約金の変動)
日程変更が必要になった場合の対応
ゲスト人数の変更可能期限と追加料金
持ち込みに関する制限と料金
当日のタイムスケジュール(準備開始時間、撮影時間、挙式・披露宴の時間など)
担当プランナーの変更可能性と引継ぎ体制
不明点があれば、必ず契約前に確認し、口頭での約束は書面に残してもらうことが望ましいです。「言った・言わない」のトラブルを避けるためにも、重要な点は文書化することを心がけましょう。
まとめ
結婚式場選びは、結婚式全体の雰囲気や予算に大きく影響する重要な決断です。この記事でご紹介した12の後悔ポイントと対策を参考に、慎重に検討を進めることで、多くの失敗を事前に回避することができるでしょう。
最も大切なのは、十分な情報収集と比較検討の時間を確保することです。焦らず、複数の式場を見学し、様々な角度から検討することで、自分たちに最適な選択ができるでしょう。また、見積もりの詳細なチェックや契約内容の確認を怠らないことも、後悔しないための重要なポイントです。
結婚式は一生に一度の特別な日です。この記事の情報を参考に、皆さんが理想の式場と出会い、素晴らしい思い出を作れることを願っています。準備は大変かもしれませんが、その分だけ当日の喜びも大きくなるはずです。ぜひ、素敵な結婚式にしてください。
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【参考文献】