結婚式の髪型について解説!参列するときのヘアセットやマナーとは?
結婚式に招待されたけれど、ヘアセットをどうしようか迷っていませんか?美容院でセットしてもらうか、自分で頑張るか、予算や時間との兼ね合いで悩む方も多いと思います。
この記事では、結婚式のヘアセットについて、美容院とセルフの比較や選び方のポイントまで詳しく解説します。
結婚式のヘアセット方法と選択ポイント
結婚式に出席される新郎新婦様やご列席のゲストの方々にとって、ヘアセットは着こなしを完成させる上で欠かせないポイントです。
新郎新婦様のビッグデーにふさわしいヘアスタイルを選ぶためには、いくつかの選択ポイントを押さえておくことが大切です。ここでは、結婚式のヘアセット方法と選び方のコツをご紹介します。
美容院セットとセルフセットの比較
結婚式のヘアセットには、大きく分けて美容院でセットしてもらう方法と、自分でセットする方法の2つがあります。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分の希望や予算、当日のスケジュールに合わせて選択するのがおすすめです。美容院セットとセルフセットの特徴を比較してみましょう。
美容院セット セルフセット
費用 3,000円~15,000円程度 ほぼ無料
所要時間 1時間~2時間程度 30分~1時間程度
スタイルの持続力 ◎ △
アレンジの難易度 △ ◎
美容院セットを選ぶメリットとデメリット
結婚式のヘアセットを美容院に頼むメリットは、何といってもプロの技術によるハイクオリティな仕上がりが期待できる点です。
複雑なアレンジや、スタイルの持続力も高いので、パーティー後半まで美しいヘアスタイルをキープできるでしょう。一方で、美容院セットのデメリットは以下のようなものがあります。
費用がかかる(3,000円~15,000円程度)
美容院の予約が必要
当日のスケジュール調整が必要
美容院の営業時間内でないとセットできない
セルフセットを選ぶメリットとデメリット
結婚式のヘアセットを自分で行うメリットは、費用を大幅に抑えられることと、自分のペースで準備ができる点です。
美容院の予約や移動の時間が不要なので、当日のスケジュールに余裕を持たせることができます。一方、セルフセットのデメリットとしては次のような点が挙げられます。
仕上がりが不安定になりやすい
スタイルの持続力はやや劣る
複雑なアレンジは難しい
セットに時間がかかる可能性がある
予算や時間に合わせたヘアセット方法の選び方
結婚式のヘアセットは、自分の予算と当日のスケジュールに合わせて選ぶのが賢明です。
美容院セットなら、高いクオリティと安心感を得られる反面、ある程度の出費は覚悟が必要です。一方、セルフセットは費用を抑えられますが、仕上がりが読めないというリスクもあります。
ヘアセットにかけられる予算と、当日の準備にかけられる時間をよく考えて、自分に合った方法を選びましょう。
美容院セットを選ぶ場合は、早めに予約を入れてスケジュールに余裕を持つことがポイントです。セルフセットの場合は、事前にしっかり練習しておくことが大切ですね。
結婚式に参列する際のヘアスタイルのマナー
「結婚式にふさわしいヘアセットのマナーがよくわからない」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。ここでは、結婚式の参列者のヘアスタイルについて、基本的なマナーからアレンジの仕方、注意点までご紹介します。
フォーマルな場におけるヘアスタイルの基本ルール
結婚式などのフォーマルな場におけるヘアスタイルの基本ルールは、ダウンスタイルを避けることです。ダウンスタイルは、くつろいだ印象を与えてしまうため、厳かな式には適していません。
また、髪を顔にかからないようにまとめるのもポイントです。アップスタイルやハーフアップなど、すっきりとした印象のスタイルがおすすめです。ロングヘアの場合は、編み込みポニーテールや編みおろしなどのアレンジがよく選ばれます。
花嫁より控えめな印象を与えるヘアスタイル
結婚式に参列する際は、主役である花嫁より控えめな印象を与えるヘアスタイルを選ぶことが大切です。あまり派手なアレンジや髪飾りは避け、シンプルで上品な雰囲気を心がけましょう。
ドレスコードに合わせたヘアアクセサリーの選び方
ヘアアクセサリーを使うことで、ヘアスタイルに華やかさを添えることができます。ただし、ドレスコードに合ったアクセサリーを選ぶように注意しましょう。
カジュアルすぎるアクセサリーは避け、パールやビジューなどのエレガントなデザインのものを選ぶのがおすすめです。また、ドレスの色味に合わせることで、統一感のあるコーディネートに仕上がります。
ヘアスタイルに関する注意点とNGマナー
最後に、結婚式のヘアスタイルに関する注意点とNGマナーをご紹介します。
髪色は明るすぎないようにする(金髪や原色系は避ける)
派手なヘアピンやリボンは使わない
崩れにくいセット剤でしっかり固定する
帽子やベールは会場に入る前に外す
これらのマナーを守ることで、結婚式に相応しい上品なヘアスタイルに仕上げることができます。
結婚式の人気ヘアスタイル
結婚式のヘアスタイルは、花嫁様だけでなくゲストの方にとっても重要なポイントです。
ここでは、シーズンや会場に合わせたヘアアレンジ、顔型や髪質に合うヘアスタイルの選び方、ゲストに人気のヘアアレンジ事例などをご紹介します。
シーズンや会場に合わせたヘアアレンジ
結婚式のヘアスタイルは、シーズンや会場の雰囲気に合わせて選ぶのがおすすめです。
例えば、夏の屋外ウェディングではアップスタイルが人気ですが、冬の室内ウェディングではダウンスタイルでもエレガントな印象を与えられます。
シーズン・会場 おすすめヘアスタイル
夏・屋外 アップスタイル、編み込みアレンジ
冬・室内 ダウンスタイル、ゆるふわウェーブ
ガーデンウェディング ナチュラルなアレンジ、花飾り
ホテルウェディング エレガントなアップスタイル
顔型や髪質に合うヘアスタイルの選び方
ヘアスタイル選びでは、自分の顔型や髪質に合ったものを選ぶことが大切です。
美容師さんと相談しながら、自分に最も似合うスタイルを見つけましょう。
丸顔の方は、トップにボリュームを出すアップスタイルがおすすめ
面長の方は、横に広がるシルエットでフェイスラインをカバー
癖毛の方は、あえて癖を生かしたナチュラルなアレンジも素敵
ゲストに人気のヘアアレンジ事例
結婚式に参列するゲストの方におすすめのヘアアレンジをご紹介します。
新郎新婦様を引き立てつつ、品良くまとめるのがポイントです。
サイドの髪を編み込んだハーフアップ
ローポニーテールにパールピンをアクセントに
ゆるめのシニヨンにビジューの髪飾り
耳かけスタイルにシンプルなバレッタ
髪の長さ別におすすめの結婚式ヘアアレンジ
ここでは、髪の長さ別におすすめの結婚式ヘアアレンジをご紹介します。ご自身の髪質やスタイルに合ったアレンジ方法を見つけてみてくださいね。
ロングヘアのアレンジ方法とポイント
ロングヘアは、アレンジの幅が広いのが魅力です。編み込みを取り入れたポニーテールやハーフアップ、ゆるやかな編みおろしなどが人気のスタイルです。
ポイントは、ヘアアクセサリーを上手に取り入れること。パールやビジューのヘアピンを散りばめたり、リボンやお花のヘッドドレスを飾ったりすることで、華やかさがアップします。
ミディアムヘアを活かすヘアセット
ミディアムヘアは、アップスタイルもダウンスタイルも楽しめる万能の長さです。ローシニヨンやアレンジポニーテールがおすすめのスタイルです。
ミディアムヘアの場合、毛先のカールやウェーブ感を出すことがポイント。ゆるやかなカールをつけることで、柔らかく上品な印象に仕上がります。
ショートヘア・ボブヘアでもできる上品なアレンジ
ショートヘアやボブヘアは、アレンジの幅が限られている印象がありますが、工夫次第でエレガントなスタイルを作ることができます。ツイストアレンジやハーフアップ、まとめ髪などがおすすめです。
ショートヘアの場合は、耳周りや後頭部の髪をピンで留めてまとめるのがコツ。サイドの髪を後ろでクロスさせたり、ねじってピンで留めたりすることで、簡単にアレンジができます。
エクステやヘアピースを使ったボリュームアップ法
自毛だけでは物足りないと感じる方には、エクステやヘアピースを使ったボリュームアップ法がおすすめです。結婚式当日だけのボリュームアップなら、クリップ式のエクステやヘアピースが便利です。
エクステやヘアピースを使う際は、自毛との馴染みに気をつけることが大切。カラーやテクスチャーを自毛に近いものを選び、違和感のないように装着しましょう。
結婚式ヘアセットに関するQ&A
ヘアセットの予約はいつ頃すべき?
結婚式でヘアセットを依頼する場合、予約のタイミングが気になるポイントですよね。
一般的には、結婚式の1~2ヶ月前を目安に予約を入れることをおすすめします。人気のサロンやヘアメイクさんは早めに埋まってしまう傾向にあるため、早めの行動が吉です。
ヘアセットの持ちを良くするコツは?
女性にとって、一日中キープできるヘアセットは理想ですよね。ヘアセットの持ちを良くするためのいくつかのポイントをご紹介します。
ヘアセット前に、髪の毛を清潔に保つ。髪の汚れや皮脂は、スタイリング剤の効果を弱めてしまいます。
スタイリング剤は適量を使用する。つけすぎると重たくなり、崩れやすくなります。
ヘアアクセサリーを使って、まとめ髪のポイントを固定する。
ヘアスプレーを上手に活用する。仕上げにしっかりと全体にスプレーをし、スタイルをキープしましょう。
崩れにくいヘアスタイルの選び方
結婚式では、一日中美しいヘアスタイルをキープしたいものです。崩れにくいヘアスタイルの選び方について見ていきましょう。
髪の長さや質感に合ったスタイルを選ぶ。無理のあるスタイルは避けましょう。
アップスタイルやまとめ髪を選ぶ。ダウンスタイルに比べて崩れにくい傾向にあります。
編み込みやねじりを取り入れる。動きのあるスタイルほど崩れやすいため、しっかりと固定できるテクニックを用いるのが◎。
髪飾りやヘアアクセサリーでポイントを固定する。
ヘアセット当日の過ごし方と注意点
いよいよヘアセット当日。美しいヘアスタイルを保つために、いくつか心がけたいポイントがあります。
ヘアセット後は、帽子や上着の着脱に注意する。スタイルが崩れる原因になります。
ヘアスタイルに触れすぎないようにする。気になるたびに直すのはNGです。
雨対策を万全に。天気予報をこまめにチェックし、傘や雨具を用意しておきましょう。
携帯用のヘアスプレーやスタイリング剤を持参する。緊急時の補正に役立ちます。