ウェディングケーキの種類について定番から人気デザインとは?
ウェディングケーキは結婚式の華やかな演出に欠かせませんが、定番のケーキから最新デザインまで種類が豊富で、選ぶのに迷ってしまいますよね。そこで、この記事ではウェディングケーキの種類や特徴を詳しく解説します。ウェディングケーキ選びに迷ったら、ぜひこの記事を参考にして、結婚式にぴったりの一台を見つけてくださいね。
ウェディングケーキの種類
ウェディングケーキには、定番のケーキから最新トレンドのケーキまでさまざまな種類があります。ここでは、定番として人気の高いウェディングケーキについてご紹介します。
フレッシュケーキ
フレッシュケーキは、新鮮なフルーツと生クリームで飾られたスポンジケーキのことを指します。最近の結婚式では、最も人気のあるケーキタイプといえるでしょう。
フレッシュケーキの特徴は、披露宴中にゲストと分け合えることです。また、形やデザインを新郎新婦の好みに合わせて高度にカスタマイズできる点も魅力です。
人気のバリエーションとしては、ハート型のデザインや多段ケーキ、果物で飾られた側面などがあります。季節感を取り入れたデザイン、例えば秋の結婚式では栗を使ったケーキなども素敵ですね。
イミテーションケーキ
イミテーションケーキとは、切り分け用の小さな部分以外は食べられない、装飾用のケーキのことです。デザインの自由度が高く、フレッシュケーキよりも低コストで準備できるのが利点です。
事前に制作しておけるため、当日の準備の負担が軽減されます。また、式後も思い出として保存できるのも嬉しいポイントです。
イミテーションケーキのデザインの特徴としては、多段構造や凝った装飾が行えることです。フレッシュケーキとの組み合わせも可能で、華やかな見た目を演出できます。
クロカンブッシュ
クロカンブッシュは、フランスの伝統的な結婚式のケーキです。キャラメルでコーティングされた小さなシュークリームを木のように積み上げて作ります。
このケーキには象徴的な意味があり、「子孫の繁栄」を表現しています。一つ一つのシュークリームは「祝福の人々」を象徴しているといわれています。
シュガーケーキ
シュガーケーキは、シュガーコーティングを施した伝統的な英国の3段ケーキです。保存性が高いのが特徴で、長期間保存することができます。
3段のケーキにはそれぞれ意味があり、下の段は結婚式のゲストと共有し、中段は参列できなかった人のため、上の段は1周年または子どもの誕生日のために取っておくのだそうです。
ただし、日本ではシュガーコーティングのみを保存するのが一般的です。湿気の多い日本の気候では、ケーキ全体を保存するのは難しいかもしれません。
トレンドのウェディングケーキ
近年、ウェディングケーキのデザインは多様化し、カップル独自のスタイルを表現する上で重要な役割を果たしています。ここでは、最新のトレンドから人気のあるウェディングケーキのデザインをご紹介します。
ネイキッドケーキ
ネイキッドケーキは、クリームやフロスティングを最小限に抑え、スポンジ層を露出させたシンプルなケーキです。素朴でナチュラルな雰囲気が魅力で、ラスティックウェディングやガーデンウェディングとの相性が抜群です。
ネイキッドケーキを選ぶ際は、スポンジの質感とフレッシュフルーツの組み合わせがポイントになります。しっとりとしたスポンジに、季節のフルーツを飾ることで、見た目にも味わいにも豊かなケーキに仕上げることができるでしょう。
ホワイトケーキ
真っ白なウェディングケーキは、クラシックでエレガントな雰囲気を演出します。シンプルなデザインながらも、装飾次第でカップルらしさを表現できるのが魅力です。
ホワイトケーキを選ぶ際は、ケーキのシルエットと装飾のバランスを考慮することが大切です。段数や形状、そしてシュガーフラワーやアイシングなどの装飾を組み合わせることで、オリジナリティあふれるウェディングケーキを創り上げることができるでしょう。
ドリップケーキ
ドリップケーキは、チョコレートやキャラメルソースをケーキの上からたらした、遊び心のあるデザインが特徴です。カジュアルでポップな雰囲気を演出できるため、若いカップルに人気のスタイルです。
ドリップケーキを選ぶ際は、ソースの色味とケーキの相性を考えることが重要です。ケーキの色味に合わせてソースを選び、トッピングのフルーツやマカロンなどで華やかさをプラスすることで、ゲストを魅了するケーキに仕上げることができるでしょう。
ブラシストロークケーキ
ブラシストロークケーキは、アーティスティックで個性的な印象を与えます。カップルのセンスが光るデザインで、ゲストの目を引くこと間違いなしです。
ブラシストロークケーキを選ぶ際は、ストロークの色味とタッチに注目することが大切です。ゴールドやシルバーなどのメタリックカラーを使ったストロークや、水彩画タッチのやわらかいストロークなど、カップルのイメージに合わせてデザインを選ぶことができるでしょう。
ウェディングケーキのデザインと装飾
ここでは、ウェディングケーキのデザインと装飾について、形やサイズ、色使い、ディテール、トッパーの選択、季節やテーマに合わせたアレンジなど、様々な観点から詳しく解説していきます。
ケーキの形とサイズ
ウェディングケーキの形は、丸型や四角型といった定番のものから、ハート型やユニークな形まで多岐にわたります。また、ゲストの人数や会場の雰囲気に合わせて、ケーキのサイズを選択することが大切です。
小規模な結婚式では1段のケーキでも十分ですが、ゲストが多い場合は2段以上の多段ケーキがおすすめです。ケーキのサイズは、ゲスト1人あたり800〜1,500円程度の予算を目安に考えるとよいでしょう。
ケーキの色使い
ウェディングケーキの色は、結婚式のテーマカラーや季節感を反映させるのが一般的です。オールホワイトのクラシックなデザインは普遍的な人気がありますが、最近ではパステルカラーやビビッドな色を取り入れたケーキも増えています。
また、グラデーションを施したオンブレケーキや、絵の具で描いたようなブラシストロークケーキなど、アーティスティックな色使いのケーキも注目を集めています。
ケーキのディテールと装飾
ウェディングケーキの装飾は、シンプルなものからゴージャスなものまで様々です。フレッシュフルーツやお花を飾り付けたり、アイシングやマジパンで繊細なレースのデザインを施したりと、アイデア次第で自由にアレンジできます。また、カップルの写真をプリントしたりするのもおすすめです。
ケーキトッパーの選択
ケーキトッパーは、ウェディングケーキに個性的なタッチを加えるのに最適なアイテムです。新郎新婦の人形やイニシャルオブジェ、木製のデザインなど、様々なタイプのトッパーから好みのものを選ぶことができます。
例えばキラキラ輝くトッパーは華やかな雰囲気を演出してくれますし、ハートのモチーフを取り入れたものは、二人の愛を象徴するのにぴったりです。
季節やテーマに合わせたデザイン
ウェディングケーキのデザインは、結婚式の季節やテーマに合わせてアレンジするのもおすすめです。例えば、秋の結婚式であれば、ケーキに栗やシナモンを取り入れたり、紅葉をイメージしたデコレーションを施したりするのも素敵ですね。
また、ビーチウェディングならトロピカルなフルーツを飾り付けたり、クリスマスシーズンならポインセチアの花をあしらったりと、季節感を取り入れることで、より思い出に残るケーキになるでしょう。
ウェディングケーキにこめられる意味
結婚式には欠かせないウェディングケーキには、華やかなデザインと美味しさだけではなく、実は深い象徴的な意味も込められているのです。
ケーキ入刀の儀式的な意義
ウェディングケーキの代表的な儀式といえば、ケーキ入刀ですね。新郎新婦が手を重ねてケーキを切るこの儀式には、二人で力を合わせて困難を乗り越えていくという意味が込められています。
また、ケーキを切り分けることは、これから始まる新生活の喜びを参列者と分かち合うという意味もあるのです。入刀の際、新郎新婦が互いに口元へケーキを運ぶ「ファーストバイト」は、二人の信頼と協力関係を表現しています。
ケーキの段数の由来
ウェディングケーキは通常、複数段で作られます。その段数にも由来があるのです。
一般的に、ケーキの段数が多いほど幸福が長く続くとされてきました。昔、ケーキを高く積み上げることができるほど裕福で幸せな結婚生活が送れると考えられていたためです。また、イギリスでは伝統的に3段のケーキが好まれ、それぞれ下から「過去」「現在」「未来」を象徴するとされています。
ゲストとケーキを分け合う意味
切り分けたウェディングケーキを、ゲストと一緒に食べることにも意味があります。それは、喜びを分かち合い、みんなで祝福するという思いの表れなのです。
またゲストにケーキを振る舞うことで、結婚を祝う気持ちに感謝し、これからの人生もゲストに見守ってもらいたいという願いが込められています。
ウェディングケーキの発注
ケーキの予算と価格設定
ウェディングケーキの価格は、ゲスト1人あたり800円から1,500円程度が一般的です。予算に合わせて、ケーキのサイズやデザインを調整することが重要といえます。
ケーキの価格は、以下の要素によって変動します。
ケーキのサイズと段数
使用する素材の質と量
デザインの複雑さと装飾の量
ケーキ屋の評判と場所
予算内で最適なケーキを選ぶには、複数のケーキ屋から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
式場のケーキオプション
多くの結婚式場では、ウェディングケーキのオプションを提供しています。式場内のパティシエが作るケーキは、会場との調和が取れており、手間が少ないのが利点です。
ただし、式場のケーキオプションには以下のような制限があることも考慮しましょう。
デザインの選択肢が限られている
カスタマイズの自由度が低い
外部のケーキ屋と比べて価格が高い場合がある
式場のオプションが希望に合わない場合は、外部のパティスリーへの発注を検討してみてください。
この記事ではウェディングケーキの種類や特徴を詳しく解説しました。
ウェディングケーキはおふたりらしさを表現する重要なものです。理想のウェディングケーキを見つけるために、式場提携のパティシエと相談したり、人気のケーキ屋さんの作品を参考にしたりするのがおすすめです。素敵なケーキでゲストをおもてなしして、最高の思い出に残る一日を演出しましょう。
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