結婚式当日のムービーのついて紹介!持ち込み動画の注意点も解説!
結婚式でのムービー上映をご検討中の新郎新婦の皆さま、ムービー作りは思っているよりも大変だと感じていませんか?どんな種類のムービーを作ればいいのか、業者に頼むべきか自作するべきか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、オープニングムービーやプロフィールムービーなど結婚式で人気のムービーの種類と特徴、ムービー作成の選択肢や自作のコツ、会場での持ち込み再生の注意点などを詳しく解説します。ムービー作りのポイントを押さえて、おふたりの思いがゲストに伝わる素敵な演出を目指しましょう。
結婚式ムービーの種類と特徴
結婚式でのムービー上映は、おふたりの思い出を振り返ったり、ゲストの方々へ感謝の気持ちを伝えたりするのに最適です。ここでは、結婚式で人気のムービーの種類と特徴をご紹介します。
結婚式で流すムービーには、オープニングムービー、プロフィールムービー、エンディングムービーなどがあります。それぞれの目的や内容、流すタイミングが異なるので、おふたりのご希望に合わせて選びましょう。
オープニングムービー - 披露宴の幕開けを飾る
オープニングムービーは、披露宴のスタートを華やかに演出するムービーです。新郎新婦様のご入場前に流すのが一般的で、ゲストの方々への感謝のメッセージや、披露宴のコンセプト紹介などを盛り込むと良いです。
明るく楽しい雰囲気の曲と、おふたりの最近の写真や前撮りの写真を使うのがおすすめです。最後にカウントダウン演出を入れることで、ご入場シーンをより印象的にすることができます。
プロフィールムービー - 新郎新婦様のストーリーを紹介
プロフィールムービーは、新郎新婦様のお生まれになってからご結婚に至るまでのストーリーを紹介するムービーです。おふたりの生い立ちや出会い、交際中のエピソードなどを時系列に沿って構成します。
ゲストの方々に、おふたりのことをより深く知っていただくことができ、思い出の写真やエピソードを盛り込むことで、感動や楽しみを感じていただけます。長さは5~7分程度が目安です。
エンディングムービー - 感謝の気持ちを込めて
エンディングムービーは、披露宴の締めくくりとして、ゲストの方々への感謝の気持ちを伝えるムービーです。結婚式当日の様子や、友人との思い出の写真などをスライドショー形式で流すのが一般的です。
ゲストお一人お一人に向けた感謝のメッセージを含めたり、エンドロールでゲストの名前を流したりすると、より感動的な演出になります。「撮って出し」と呼ばれる、式当日の映像を使ったエンディングムービーも人気です。
ウェルカムムービー・レター・余興ムービー
この他にも、披露宴が始まる前にゲストを楽しませる「ウェルカムムービー」や、感謝の気持ちやメッセージを伝える「レターム―ビー」、ゲストが作成する「余興ムービー」など、様々な種類のムービーがあります。
ウェルカムムービーは、おふたりの自由な発想で構成し、ゲストを楽しませるのがポイントです。レターム―ビーは、花嫁様の手紙を映像化することで、緊張せずにメッセージを伝えることができます。余興ムービーは、ゲストによる歌やダンス、メッセージなどで、サプライズ感のある演出が可能です。
結婚式のムービーは、式場に合わせた長さや内容の調整が必要なので、担当者の方と事前によく打ち合わせすることが大切です。おふたりらしさを表現できるムービーを制作し、ゲストの方々と一緒に楽しい思い出を作ってください。
ムービー作成の選択肢
ムービー制作には、結婚式場の提携業者に依頼する方法と、外部の制作会社に依頼する方法、そして自分たちで作成する方法の3つの選択肢があります。それぞれにメリットとデメリットがありますので、詳しく解説します。
結婚式場の提携業者に依頼するメリットとデメリット
結婚式場と提携している業者に依頼するメリットは、式場の設備や流れをよく理解しているため、スムーズに進められる点です。また、式場とのやり取りも業者が行ってくれるので、新郎新婦様の手間が省けます。
一方でデメリットとしては、提携業者が限られているため、選択肢が少ないことが挙げられます。また、式場の一括見積もりに含まれているため、ムービー制作の料金が比較的高額になる傾向にあります。
外部の制作会社に依頼する際のポイント
提携業者以外の制作会社に依頼する場合、新郎新婦様自身で業者選びをする必要があります。予算や好みに合った業者を見つけることができるのは大きなメリットです。
ただし、業者との打ち合わせや確認事項が増えるので、しっかりとコミュニケーションを取ることが大切です。
制作実績や評判をチェックする
見積もりを取り、予算内に収まるか確認する
ムービーの構成や演出について意見交換する
音源や写真・映像データの受け渡し方法を確認する
結婚式当日のスケジュールや、式場の設備について情報共有する
自作する場合の手順と準備するもの
ムービーを自作する場合、制作に必要な準備や確認事項がたくさんあります。時間と手間はかかりますが、自分たちの思いを込めて作り上げる喜びは格別ですよ。
ムービーの内容や構成を考える
使用する写真や映像、音楽を選ぶ(著作権に注意)
動画編集ソフトを用意する
ムービー編集・制作
DVDに書き出す(結婚式場の再生環境を事前に確認)
実際に再生して試写を行う
ムービー制作は、思っている以上に時間がかかるものです。十分な余裕を持ってスケジュールを立てることをおすすめします。
ムービー作成の予算
結婚式ムービーにかける予算は、新郎新婦様によって様々です。制作業者に依頼する場合の料金相場は下記の通りです。
制作方法 料金相場
結婚式場の提携業者に依頼 20~50万円程度
外部の制作会社に依頼 10~30万円程度
自作 予算内で自由に設定可能(編集ソフト代、DVD代など実費は必要)
ムービー制作には、上記の予算に加えて前撮り写真の撮影料なども関連費用として発生します。ムービーにこだわるほど、その分予算も必要になるので、優先順位を検討しましょう。
予算があまり多く設けられない場合は、ムービーの尺を短くしたり、自作に挑戦したりと、工夫次第で素敵なムービーを作ることができます。大切なのは、おふたりの思いを込めること。ゲストの心に残るムービーを目指してください。
ムービー自作のコツと注意点
ムービー制作は予想以上に時間と手間がかかるもの。スケジュール管理をしっかり行い、写真や動画データの整理、BGMの選定など、前もってしっかりと準備をしておくことが大切です。
制作スケジュールを立てよう
ムービー制作にどのくらいの時間がかかるのか、まずはスケジュールを立てましょう。式の1~2ヶ月前から着手し、少なくとも式の2週間前までには完成させておくのがおすすめです。
前撮り写真や思い出の写真・動画を集めるのにも意外と時間がかかります。ゆとりを持ったスケジュールを心がけましょう。
使用する写真・動画データの整理と著作権
ムービーに使用する写真や動画は、事前にデータを整理しておくと制作がスムーズです。
また、BGMなどに使用する音楽については著作権に注意が必要です。許諾を得ていない楽曲を使用すると、法的トラブルに発展する可能性があります。
著作権フリーのBGMを使用する
JASRAC管理楽曲を使用する場合は、申請と使用料支払いが必要
おすすめの動画編集アプリとソフト
ムービー制作におすすめの動画編集アプリ・ソフトをご紹介します。
アプリ・ソフト名 費用 難易度 備考
iMovie 無料 初心者向け Mac・iOSユーザー向け
Filmora X 有料 初級~中級者向け 豊富なエフェクトやテーマあり
Adobe Premiere Pro 有料 上級者向け 本格的な編集に
無料のアプリで十分な場合もありますし、本格的に編集したい場合は有料ソフトを使うのもおすすめです。
BGMの選び方とオリジナリティの出し方
BGMはムービーの雰囲気を大きく左右します。おふたりのテーマソングや思い出の曲を選ぶと、より感動的なムービーになります。
またこんな工夫でオリジナリティを出すのもおすすめです。
BGMに乗せて、ナレーションやインタビューを入れる
おふたりの手書きメッセージを挿入する
アニメーションやテロップを効果的に使う
大切なのは、おふたりらしさが表現されていることです。完璧を目指すのではなく、自分たちで作る楽しさを味わいながら、心のこもったムービーを作りましょう。
会場での持ち込み動画再生の注意点
結婚式当日、新郎新婦様が準備された思い出のムービーを上映するのは感動的な演出のひとつです。しかし、トラブルなく再生するためには事前の準備と確認が欠かせません。
ここでは、ムービーの持ち込み再生にあたって注意すべきポイントをご紹介します。当日のトラブルを避け、ゲストの皆様にも楽しんでいただけるよう、是非参考にしてみてください。
事前に会場設備の確認を
まずは披露宴会場の音響・映像設備を事前に確認しましょう。プロジェクターやスクリーン、再生機器などが整っているか、持ち込みに対応しているかを必ず確認します。
設備や規定は会場によって異なるため、担当のウェディングプランナーに相談するのがおすすめです。対応可能なメディアやフォーマットについても念のため確かめておきましょう。
再生フォーマットとメディアの選択
ムービーのファイル形式は、会場の再生機器に適したものを選ぶ必要があります。一般的にはDVDやBlu-rayが使用されることが多いですが、USBメモリやSDカードでの再生にも対応している会場もあるようです。
ファイル形式は汎用性の高いMP4やMOVが無難です。コーデックについてはH.264/AVC、音声はAACを推奨します。できるだけ高画質・高音質な素材を用意するのもおすすめです。
当日のトラブルを避けるために試写は必須
せっかく作成したムービーも、当日に再生できなくては意味がありません。結婚式前の打ち合わせ時などに、必ず会場で試写を行いましょう。
実際の再生環境で問題がないか、画質や音質に違和感はないかをチェックします。万が一不具合があれば、その場で相談・対応できるので安心ですね。試写の際は、ムービーの尺や内容について最終確認をしておくのもおすすめです。
持ち込み動画に関わる追加費用の確認
持ち込みムービーの再生には、追加の費用がかかる場合があります。オペレーター人件費や会場設備の使用料など、事前に料金体系を確認しておきましょう。
また、DVDやBlu-rayディスクの枚数によっては複製代が発生することもあります。予算内に収まるよう、各項目を洗い出しておくことをおすすめします。
いかがでしたでしょうか。持ち込みムービーの再生にはいくつか注意点がありますが、事前の入念な準備と会場との綿密な打ち合わせで、当日のトラブルを防ぐことができます。
ムービーで結婚式をもっと素敵に
二人らしさが詰まったムービーは、おふたりの世界観を表現し、ゲストの皆様にも感動を届けることができるでしょう。
二人らしい世界観を表現しよう
結婚式のムービーは、新郎新婦様の個性や価値観を反映させることが大切です。
お二人の出会いから現在に至るまでの思い出の写真や映像を使ったり、好きな曲をBGMに使ったりと、おふたりらしさ溢れる演出を考えてみましょう。
例えば、こんなアイデアはいかがでしょうか。
出会いのエピソードを再現したミニムービー
お気に入りのデートスポットの写真を使ったスライドショー
二人の好きな曲や思い出の曲をBGMにした映像
ゲストに感謝の気持ちが伝わるムービーを
結婚式は、新郎新婦様を支えてくれた大切な方々へ感謝を伝える場でもあります。
ムービーの中にゲストの皆様への感謝のメッセージを織り交ぜることで、おふたりの気持ちを表現できます。
具体的には、以下のような演出が考えられます。
両親への手紙をムービー化し、花束贈呈の際に流す
友人たちとの思い出の写真を使ったスライドショー
ゲストへの感謝のメッセージをテロップで表示する
思い出に残るムービー作りのために
結婚式のムービーは一生の思い出になります。
だからこそ、素敵な映像を残せるよう入念な準備が必要不可欠です。
ムービー作成のポイントをいくつかご紹介します。
コンセプトを明確にする:ムービー全体のテーマや伝えたいメッセージを決めましょう。
必要な素材を事前に揃える:使用する写真や動画、BGMなどは早めに用意しておきましょう。
時間配分を考える:オープニング、エンディングなどパートごとの尺を決めて、メリハリをつけましょう。
著作権に気をつける:BGMは著作権フリーの曲を選ぶか、適切な使用許諾を得るようにしましょう。
結婚式ムービーは、新郎新婦様の思い出を振り返り、ゲストの皆様への感謝の気持ちを伝える大切な演出です。オープニングムービー、プロフィールムービー、エンディングムービーなど、様々な種類のムービーがあり、それぞれ目的や内容が異なります。
結婚式のムービーを通して、おふたりらしい世界観を表現し、ゲストの皆様への感謝の気持ちを伝えてください。ご不明な点やご相談などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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