結婚式に招待するゲストの選び方!

結婚式のゲストを選ぶとき、「どこまでの人を招待するべきか」「誰を優先して招待するべきか」など、頭を悩ませている新郎新婦様も多いのではないでしょうか。

この記事では、結婚式のゲスト選びの手順や注意点、よくある質問にお答えします。大切な人に囲まれたアットホームな結婚式を叶えるために、ぜひ参考にしてみてください。

結婚式ゲストの選び方

結婚式のゲストを選ぶ前に、まずは考えるべきことがいくつかあります。

この章ではゲストを選ぶために何をすればいいのか解説します。

結婚式のスタイル

結婚式のスタイルによって、招待するゲストの範囲や人数が変わってきます。

家族のみの少人数アットホームウェディングなのか、友人中心のにぎやかなパーティースタイルなのか、会社関係者も招待するフォーマルな披露宴なのかによって、ゲストの選定基準が異なります。

ゲストリストアップの手順

ゲストを選ぶ際は、まず幅広くリストアップしましょう。

この段階ではまだ人数制限を考えずに、新郎新婦様それぞれが招待したい人を自由に挙げていきます。

  1. 新郎側・新婦側の親族リストを作成(両家の両親に確認)

  2. 新郎新婦様それぞれの友人リストを作成

  3. 新郎新婦様それぞれの職場関係者リストを作成

  4. その他(恩師、先輩・後輩など)のリストを作成

ゲストの優先順位

リストアップしたゲスト候補に優先順位を付けていきます。

  • 絶対に招待したい人(親族や親しい友人など)

  • できれば招待したい人(友人や職場関係者など)

  • 招待を見送ってもよい人(疎遠な関係の人など)

ゲスト選びの際は、新郎新婦様でよく相談し、お互いの意見を尊重しながら進めていくことが大切です。

ゲスト数と予算のバランス調整

優先順位を付けたゲストリストを、予算や会場の収容人数に合わせて調整していきます。

招待人数が多くなるほど費用もかさむため、予算とのバランスを考えることが重要です。

どうしても予算オーバーになりそうな場合は、ゲストを絞り込むか、費用を抑えられる演出にするなどの工夫が必要です。

また、会場の収容人数の限界を超える場合は、二部制パーティーにするなどの対応策を検討しましょう。


結婚式ゲスト選びの注意点

おふたりにとって大切な人をお招きし、一生の思い出に残る一日を過ごしていただくためにも、ゲスト選びには十分な時間と配慮が必要です。この章では、結婚式のゲストを選ぶ際の注意点をご紹介します。

両家の意向確認と調整

ゲストを選ぶ際は、まず両家のご両親の意向を確認することが大切です。親族のリストアップはご両親に任せるか、相談しながら進めると良いでしょう。招待するゲストの総数や、両家のバランスについてもよく話し合い、双方の理解を得ながら調整していくことが望ましいです。

新郎新婦様のゲストバランス

新郎側と新婦側からお招きするゲストの数は、必ずしも半々でなくても構いません。ただし、あまりにバランスが偏ると違和感を与えてしまう可能性もあるため、おふたりで相談しながら人数を調整していきましょう。

会社関係者の招待

職場の上司や同僚をお招きする場合は、招待する範囲を明確にしておくことが重要です。社内の慣習なども考慮しつつ、線引きをしっかりとし、トラブルを未然に防ぐよう心がけましょう。

友人グループの招待

仲の良い友人グループがいる場合、グループ内で招待する人としない人を分けるのは避けたほうが無難です。できるだけグループ全員をお招きするか、全員を招待しないかのどちらかを選ぶことをおすすめします。

結婚式に招待された相手の招待

過去に自分が結婚式に招待された相手は、できる限りお呼びするのがマナーと言われています。ただし、疎遠になっていたり、相手に負担をかけてしまう場合などは、状況をよく考慮して判断するようにしましょう。

特別な配慮が必要なゲストへの対応

ゲストの中には、妊婦の方や高齢の方など、特別な配慮が必要な場合があります。事前にそうしたゲストの状況を把握し、個別にお声がけや相談を行って、ゲストの意向を確認しておくことが大切です。


結婚式ゲストへの連絡マナー

結婚式にゲストを招待する際、事前の連絡とマナーを心得ておくことが大切です。ここでは、Save the date、招待の声かけタイミングと方法などゲストを招待する際のマナーについて解説します。

Save the dateの活用

Save the dateとは、正式な招待状の前に日程を知らせるカードのことです。海外ではすでに一般的で、最近は日本でも使用されています。

結婚式の日取りが決まったら、できるだけ早めにゲストへSave the dateを送付しましょう。ゲストが予定を調整しやすくなり、出欠のトラブルを防げます。特に遠方ゲストの場合は、交通手段や宿泊の手配に時間がかかるため、早めの連絡が重要です。

招待の声かけタイミングと方法

ゲストへの招待の声かけは、なるべく早いタイミングで行うのが望ましいです。結婚式1ヶ月前までには連絡を入れ、出欠の意向を確認しておきましょう。

声かけの方法は、ゲストとの関係性によって使い分けましょう。

  • 親しい友人や同僚:直接会って口頭で伝える、電話やメールで連絡する

  • あまり親しくない人:招待状を郵送する、メールで正式に案内する

  • 会社の上司など目上の人:事前に口頭で伝えたうえで、改めて招待状を郵送する

いずれの場合も、適切なマナーを心がけましょう。

遠方ゲストへの配慮と支援

遠方からお越しいただくゲストには、特別な配慮が必要です。移動や宿泊の負担を軽減できるよう、可能な範囲のサポートをしましょう。

まずは、交通費や宿泊費の負担について方針を決めておきます。ご祝儀とのバランスを考えつつ、できる範囲で補助を検討しましょう。

  • 新幹線や飛行機など、交通費の一部または全額を負担する

  • 遠方ゲスト用にホテルの部屋を確保し、宿泊費を負担する

  • 会場近くの宿泊施設を紹介し、割引料金を手配する

また、式当日のタイムスケジュールにも余裕を持たせ、移動時間のロスを最小限に抑えられるよう工夫しましょう。

ゲストの都合を考えた柔軟な対応

結婚式の招待は、ゲストの立場に立って考えることが大切です。出席が難しい事情を抱えている方には、柔軟に対応しましょう。

例えば、以下のようなケースが考えられます。

  • 体調不良や入院中で出席が難しい

  • 仕事の都合で休みが取れない

  • 子供の行事などで日程が合わない

  • 遠方のため移動が大変そう

出席できないゲストには、式の様子を伝える写真や映像を後日送る、個別に会って直接お礼を伝えるなど、柔軟に対応しましょう。

理想の結婚式を実現するためには、ゲストの心に寄り添うことが何より大切です。おふたりの思いやりの心を込めて、ゲストとのコミュニケーションを大切にしていきましょう。


結婚式ゲスト選びのよくある質問

結婚式のゲストを選ぶにあたり、新郎新婦様やカップルからよくある質問をご紹介します。

会社関係者の招待は必須?

結婚式に会社関係者を招待するかどうかは、新郎新婦様の判断次第です。必ずしも招待しなければならないわけではありません。

ただし、社内の慣習や上司との関係性によっては、招待するのが望ましい場合もあります。招待するなら、関係性に応じて招待者の線引きを明確にし、社内の公平性にも配慮しましょう。

異性の友人を招待しても大丈夫?

異性の友人を招待することに問題はありません。ただし、事前に両親やパートナーの理解を得ておくことが大切です。

親しい友人であれば、パートナーを含めて招待するのもよいでしょう。おふたりの結婚を心から祝福してくれる友人なら、性別は関係ありません。

希望ゲスト数が会場のキャパシティーを超えたら?

希望するゲスト数が会場の収容人数を超える場合、ゲストの招待優先度を再確認する必要があります。

どうしても招待したい方を絞り込めない場合は、披露宴を2部制にしたり、挙式と披露宴で招待客を分けたりする方法も検討しましょう。または、パーティー形式の二次会を設けるのもおすすめです。


遠方ゲストの交通費・宿泊費負担は?

遠方から駆けつけてくれるゲストへの配慮は大切です。特に、ご家族など主賓に当たる方の交通費・宿泊費は、新郎新婦様が負担するのが一般的です。

親族以外のゲストについても、できる範囲で負担を検討するのが望ましいでしょう。事前にゲストに負担の有無を伝え、出欠を確認しておくことをおすすめします。


結婚式ゲストへの配慮

ゲストとの良好な関係を築くことで、結婚式当日も、そしてその後の人生においても、おふたりを支えてくれる存在になってもらえるでしょう。

ここでは、結婚式を通してゲストとの絆を深めるためのヒントをご紹介します。

ゲストの気持ちに寄り添った招待状

招待状は、新郎新婦様の結婚式への想いを伝えるとともに、ゲストをお迎えする大切なツールです。

ゲストそれぞれとの関係性や立場を考慮し、適切な言葉遣いや丁寧な表現を心がけましょう。

また、返信ハガキを同封するなど、ゲストが出欠を伝えやすいような配慮も大切です。


席次の工夫

結婚式では、普段交流のないゲスト同士が一堂に会します。

席次を工夫することで、ゲスト同士の交流を促し、楽しい時間を過ごしてもらうことができるでしょう。

年代や趣味、仕事などが近いゲスト同士を隣り合わせにしたり、逆に普段あまり話す機会のない人との新しい出会いのきっかけを作ったりするのも良いでしょう。

こうしたゲスト目線での席次のアレンジが、おふたりとゲストとの絆をより深めることにつながります。


ゲストへの感謝の気持ちを伝える演出

結婚式を通して、ゲストへ感謝の気持ちを伝えるチャンスは数多くあります。

ふたりからのスピーチや手紙の朗読、プロフィールムービーでのメッセージなど、ゲストへの気持ちを込めた演出を取り入れてみてはいかがでしょうか。

  • スピーチでゲストへの感謝を直接伝える

  • ゲストの名前や思い出の写真を使ったオリジナル演出

  • アイテムやプチギフトで感謝の気持ちを形に

こうしたおもてなしの心が大切です。


結婚式後のお礼状やフォローアップ

結婚式当日だけでなく、式後のフォローアップも忘れずに。

お礼状や写真のお届けなどを通して、ゲストへ感謝の気持ちを改めて伝えることが大切です。

  1. 式後2週間以内にはお礼状を送る

  2. アルバムやデータが届いたらお写真もシェア

  3. ゲストブックのメッセージにお返事を書く

こうしたフォローを丁寧に行うことで、特別な1日だった結婚式の余韻をゲストと共有し、末永くよい関係を築いていくことができるでしょう。

結婚式は、おふたりとゲストとの絆を深める大切な機会です。招待状から式後のお礼まで、一貫してゲストの気持ちに寄り添うことを心がけてくださいね。


結婚式のゲスト選びは、おふたりにとって大切な人に祝福される特別な一日を実現するための重要なステップです。

まずは、結婚式のスタイルを考慮しながらゲストをリストアップし、優先度をつけていきましょう。その際、両家のバランスや会社関係者の招待基準など、ゲスト選定の注意点にも配慮することが大切です。理想の結婚式の実現に向けて、ゲストの皆様への感謝の気持ちを忘れずに準備を進めていきましょう。

結婚式のゲスト選びについてご不明な点やご相談があれば、お気軽にウェディングプランナーまでお問い合わせくださいね。



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